酒が飲みたい、、僕がどうやってアルコール依存症になったか。
こんにちは、今回は僕がどういう経緯でアル中になってしまったかを綴りたいとおもいます。
飲み始めは高校二年生?!
僕はそれまで普通の高校生でした。(多分)
強いていうなら、女性恐怖症だったり、酒に好奇心をもつことがあったりという程度です。
ある日放課後の帰り道、酒屋の前においてある自販機に興味をもちました。
酒って飲んだらどうなるんだろう、、、
酔っぱらうってどんな感じなんだろう、、
そんなことを考えていました。
当時まだ未成年だったので、コンビニでは買えませんが、古い自販機ではチェックなどなく買えたのです。
初めて飲んだのは芋焼酎?!
なんとなくもっていた二百円でワンカップの芋焼酎を買いました。
(それしか売ってなかった)
開けて、臭いをかいでみると、臭い!!
こんなもののめるのかと思いながら一口飲んでみると、
まずい、、吐き気を催すほどです。
たっぷり残ったカップを眺めながらしばし、どうするか悩みました。
結局、僕は飲み干すことを決断し、
なんと鼻をつまんでイッキ飲みしました。
それでもまずい、、口に残った臭みがきえない、、、
初めて飲んだ酒はそんな印象でした。
だけど、飲んだ直後、
あれ、、?身体がほてってきた、、
それになんかふわふわした感じがする、、
初めての酔っぱらいという感覚は自分にとって気持ちのいいものでした。
それだけじゃありませんでした。
気分がいい!あんなに悩んでいた学校での人間関係、その煩わしさから解放されました。
それ以来、僕は学校から帰るたびに、途中で酒を飲んでいくというのが毎日の習慣になりました。
初めてそれがあらわになったのは捕まったから、、
僕はすっかり酒に魅了されていました。
酒に飲んでいる間だけは、なりたい自分になれる!
気まずい人とあっても緊張しない!
会話が楽しめる!
素の自分が出せる!
学校で嫌なことがあったら酒を飲む、酒を飲むことで、毎日の苦痛から逃れることを覚えていきました。
飲み始めて二週間ほどですが、飲む量は一回につき、
ワンカップ二本に増えていました。
それだけでも十分問題なのですが、そのことが周囲に露呈したのもその頃です。
その日、僕はテストの出来が悪かったことで、気分が優れませんでした。
いつものように酒を二本のみました。
飲んでから考えました。
もう一本のんだらもっと楽になれるのかな、、
酔いつぶれたら一体どうなるんだろう、、
そう思い、僕はさらに二本酒を買いました。
それを飲み干すと、すぐに自分の身体のバランスがとれなくなりました。
もう酒の味がきにならないくらい酔っぱらってしまっていました。
僕はなんとか自転車にのり、転倒しながら、コンビニに向かいました。
コンビニで買い物をしたあと、僕は店内でブラックアウトしました。
つまり、気絶して店内の棚に向かって倒れたそうです。
目が覚めると、、、
僕は警察署にいました。
取り調べ室にいて真っ白な部屋の真っ白な机に警察官と向かい合ってすわっていました。
僕は警察官に酔っぱらってだるがらみしながら、質問に答えていました。
どこで手にいれたんだ?
誰と一緒にのんだんだ?
そんな質問をされていたのを覚えています。
結局、お父さんが迎えにきてくれて、僕は家に帰りました。
その日はぐでんぐでんになっていたので、ほとんど記憶がありません。
次の日の朝、、
ひどく気分が悪かったです。
ただの二日酔いです。
僕は昨日やってしまったことをすぐに思いだし、不安になりました。
朝、起きると、お母さんが朝食の用意をしていました。
僕は非常に物怖じしながらも、
昨日はごめん、、
といいました。
お母さんは泣いていました。
情けない、、、
その言葉が突き刺さりました。
僕はしばらく落ち込んだものの、お分かりのとおり酒をやめるつもりはありませんでした。
これからは気をつけてのもう。
それからどんどん依存症を深めていくことになるのでした。
今回はここまで読んでくれてありがとうございました!