不治の病 依存症が治る時代がきた?!新薬セリンクロの効果
皆さんは、依存症と聞くと一体どんなイメージを持つでしょうか?
「アル中のことでしょ?」
「薬や酒を使いたくてしょうがなくなるんでしょ?」
きっとこんな感じ↓
様々なイメージがあると思います。
実際、私は依存症を患ってリハビリ施設に入所しているのでそのような方々は本当に腐るほど見ています。
彼らの持っている病気は一言にいってしまえば、
つまり
一度使ったら自分ではやめられなくなる病気
です。
僕もそうです。一度、処方薬や酒に
てを出してしまえば、
そこから狂ったように猿がオナニーをするがごとく
ただひたすら薬を求め続けます。
そして、自分ではやめられないため結局、精神病院か警察のお世話になってやっとこさ使用がとまります。
また自分の頭では、薬物を使ったら自分が狂ってしまうことをわかっているのですが、
ものすごく使いたくなるときがあります。
つまり、欲求です。
これをもっと、激しくした感じ↓
例えば酒なら、酒を飲んで楽しみたい!
というより
酒を飲んでこの苦痛から解放されたい!
という気分から飲んでしまうことがほとんどです。
これまで、
依存症になった人は一生アルコール
、または薬物を使わないで
生きていかないといけませんでした。
だから、僕にとってそれは一生モノの我慢を表していました。
依存性って結構大変な病気なんです。
でもそんな方々に朗報です。
つい最近、依存症に効くセリンクロという夢のような薬が開発されたのです。
その薬は現在アルコール依存症の人に対して処方されているのですが、
なんとその薬を飲むと、「ほどほどに」飲めるのです。
普通のアル中だったら、コップ一杯の酒を飲めば、そこから止まりません。
酔いつぶれて寝るか、体の限界がくるまでのんでしまいます。
しかし、セリンクロを飲んだ患者は、
「今日はこれぐらいにしておくか」
「これ以上のむと体が応えるな、もうやめておこう。」
そんな思いになるのです。
これはセリンクロが脳内の報酬経路に作用することによって起きる現象なのですが、
現在、自分の酒の飲み方に悩んでいる人
、身内にアル中がいる人にとってはまさに光明が訪れたのではないでしょうか?
セリンクロは現在、精神科でも処方が一般化しており
多くのアル中、予備軍が
断酒ではなく、「摂酒」にチャレンジしているようです。
もうこれから先は一生酒は飲めないと思っていた僕も非常に嬉しいです笑
僕もいつか近いうちにセリンクロを試して見たいとおもっています。
ここまで読んでくれたみなさんありがとうございます(_ _)
日本にこんな場所があるんだ、、閉鎖病棟の保護室に入った話
精神病院の保護室に強制入院?!
気がつくと、僕は牢屋の中にいた。
薬でボケた頭で周りを見回してみると、
鍵のついたドア、シーツ一枚、目隠しのないトイレ、監視カメラ
それだけしかない部屋にいた。
混乱した。
ここはどこだ!?僕はここから出られるの
か?!
ものすごく怖かった。
目が覚めてしばらくすると、医者と看護師が一緒に来て、説明をしてくれた。
どうやら僕は、薬の過剰摂取による自傷他害の恐れありということで、強制入院になったらしい。
それでも僕は混乱していた。
いつになったらここをでられるのか?
なぜ自分がこんな目にあわないといけないのか?
そんなことを訴えていた。
保護室のなかは、まさに狂人たちの集まりだった。
いくつも並んだそれぞれの部屋からは、奇声が聞こえる。
なかには、お経を大声で唱えたり、尾崎豊を大声で歌っている人がいた。
ここの人たちは狂っている、、、
一刻も早く出たかった。ここにいる人のなかでまともなのは自分だけだと思っていた。
そういいながらも僕は、恐怖からか、ここをだせ!と大声で叫び、扉にライダーキックをかましていた笑
全くびくともせず、うるさくてむしろ周りの患者から苦情が来たくらいだ。
絶対にここから抜け出してやる!
二日目、だいぶその環境にはなれてきた。
そして、僕が企てたのは脱走だった。
しかし、どうすれば、、?
一つ考えがあった。
僕は医者からもらった説明の紙を便器の中の水に浸した。
そして、それを監視カメラにはりつけた!
これで、監視カメラの目は逃れられる、、、
それから、僕は部屋の隅の壁と壁とを器用によじ登り、
天井の隅にあるダクトに忍び込んだ。
ここをつたっていけば外にでられる!
そう思っていたのだが、実際入ってみればわかるのだが
ものすごくせまい。
それになんかよくわからないパイプはあるわ、ネズミはいるわで
ここを通るのは相当憚られた。
そんなこんなでしどろもどろになっているうちに看護師がカメラが写らなくなったからか様子を見に来た。
僕は大人しく、天井裏から降りてきた。
一緒に先生もきていた。
先生は、なぜそんなに興奮しているのか?と僕に尋ねた。
僕はとにかくここから出たいんです。と言った。
もう一週間したら閉鎖病棟に戻してあげるからそのためにも大人しくしていなさい。
そう先生は言った。
僕も天井に登ってやりきったという満足感ともうダメだ、という疲れから素直に了承した。
それから一週間、ついに保護室から解放される
それからの一週間は長かった。なにせとにかくやることがない。
唯一の楽しみは、1日三度の飯だけだ。
毎日決まった時間になると、ドアのしたに空いた小さな穴から料理がはいってくる。
ご飯は豪華ではないがむしろオーソドックスなものが多かった。
朝ごはんはパンと目玉焼きとフルーツ
といったふうに。
それ以外の時間僕はただひたすら横になっていた。
そしてこれから先どのように生きていけばいいのか考えていたものだ。
実をいうともう一つ、退屈を過ぎると人間そうなるのか、僕は監視カメラに対し死角を作りながら、
オナニーに耽っていたのだった。
精神病院の保護室で布団にくるまりながらひとり自慰行為にふける。
今思えば、自分は大学生の立場から、非常に惨めな立場に成り下がっていたのだった。
そんなこんなで、なんとか一週間は過ぎ、解
放病棟に出してもらえた。
こころを病んで精神科病院に入院していました。 (コミックエッセイ)
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この時の解放感はすごかった。
病棟には庭のようなところがあり、僕はすぐそこへ行き外の空気を吸った。
病棟は大半が男性だったが、女性もいた。
みんなは仲がよさそうで、パッと見全く普通の人だった。
それから僕の閉鎖病棟生活は20日間ほど続く。
長くなりましたので、ここら辺で一度区切りたいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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↓
抗不安薬の魔力。僕が体験した天国と地獄(その2)
まるで別人になった!?
ベンゾジアゼピン系の抗不安薬を飲み始めて、僕は変わりました。
それも始めはよい方向に、、、
なにせそれまで、酒をのみつづけた影響もあってか、僕を包み込んでいた不安は
嘘のようにきえました。
そして、なにより人が怖くない!!
あれほど、知り合いとすれ違うのすら恐れていた自分が普通に暮らしている!
薬で元気になった自分は真っ先に学校にいきました。
これでリア充になれる!
そう思ったものです。
実際しばらくはそれで上手くいきました。
友達とも女性とも緊張せず話せる、普通の人はこんな世界で生きていたのか
と、もっと早く薬にであっていればと思いました。
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それだけでは終わらない、、、
ここから僕は暴走を始めます。
まともに使えたのは始めだけでした。
薬を常にポケットに1シートは確保しながら送る生活が始まりました。
もう完全に依存してるんです。
なにか友達の一言、人の言動に不安を感じたら、薬を1錠。
なにか緊張する場面に出くわしたらもう1錠。
そんな使い方してるから、薬がすぐに足りなくなるんです。
僕は行きつけの精神科では薬が足らず、
新たな病院をまわって、薬をかき集めるようになります。
最初は一軒だった、、
それが二軒、三軒とどんどん増えて行きます。
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そのころは薬用のバッグも用意していました。あまりに大量なので。
そのころ、僕は出会い系にはまり始めました。
異性と仲良くなりたい!
そんな思いが僕にはつねにあったし、
失った彼女の隙間を埋めたい。そんな思いもあり、ひたすら女の子に声をかけていました。
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僕は壊れてしまった、、、
そして欲望の赴くままに薬を使い続けました。
しかしそんな日は、長くは続きませんでした。
いつものようにハイテンション(薬が効いているので悩みなんてないんです)
で担任の先生に会い、僕はいいました。
もううつ病は治りました!
彼女のことも全然気にしてません!
今まで相談にのっていただきありがとうございました!
ところで、最近メールしている女性がいるんですが、、、
と携帯の画面を見せました。
このとき先生からは、
もうこれ以上メールは送らないほうがいい。
返信を待ちなさい。
と、言われたのを覚えています。
おそらく先生も異変を感じとっていたんでしょうね。
そのあと授業に参加しました。
そしてトイレに行こうと扉を開けたときのことです。
担任と教頭が目の前にたっていたんです。
そして、僕の腕をつかんで病院へ行こうといいました。
半分よっているような状態の自分は何が何だかわからずつれていかれました。
そして、大学病院でいくつかの検査を受けたあと、
先生から、これから入院する。
ということを告げられました。
自分はちょっと待ってください。といいました。
そして、トイレへ行き、もう何が何だかわかりません。持っていた処方薬をたらふくのみました。
そして先生と看護婦の前でぐでんぐでんになりながら意識を失いました。
気がついたらそこは、、。
それから1日半はたったと思います。
目が覚めると僕は牢屋の中にいました。
当時はものすごく混乱しました。
ここはどこだ!俺はどうなるんだ!?
と焦ったのを覚えています。
なにしろ、始めての精神病院だったものですから。
そこには壁も目隠しも何もないトイレ、
そして寝るためのシーツ一枚しかない部屋でした。
ものすごく怖かったです。
これが僕が抗不安薬に依存した結末でした。
実は、これは地獄なんてものではなく、
僕の人生はこれからさらに底を深めていきます。
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僕の精神病院での暮らしは次に書こうと思います。
それではみなさん、ここまで読んでいただきありがとうございました!
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抗不安薬の魔力。僕が体験した天国と地獄(その1)
こんにちは、今日もリハビリ生活を送っています、sinです。
今回は、
社交不安障害、対人恐怖、不安に
劇的な効果があるといわれている
抗不安薬(マイナートランキライザー、ベンゾジアゼピン系とも呼ばれます。)
について僕が使ってみて実際にした経験を語っていこうと思います。
まずは抗不安薬に頼る前までの自分の紹介から
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僕は、他の記事でも書きました通り、
社交不安障害(対人恐怖症とよばれることもある)を患ってました。
そのため、大学ではいわゆる隠キャで
人前だとあがってしまって女性とは愚か、男性とも上手くコミュニケーションが取れないような性格でした。
しかし、それでもなんとか適応しようとかろうじて作ったわずかな友達を頼りに細々と生活していました。
大学生活の中では、人前でプレゼンを発表しないといけなかったり、
サークルの先輩と上手く付き合わないといけなかったり、
そういうこと一つ一つが自分にとってたまらなく苦痛だったことを覚えています。
そんな中、覚えたことは酒をのむこと
毎日の生活が苦痛に満ちていた僕が始めたのは
毎晩酒をのむことでした。
学校から帰ると、誰とも絡まずコンビニによってストロングゼロをしこたま買って家でのむ。
それで束の間でも自分の苦しみを癒していました。
そんな生活を送るなかで僕の酒を飲む量は次第に増えていきました。
もともと酒の味は苦手だった、だけど酔いたいから息を止めて一気に飲む。
そんな飲み方をしていました。
次第に安く、そして少量で酔える酒を追い求めて最終的には
ブラックニッカというウィスキーの小瓶にたどり着きました。
これは、アル中の御用達と言われている酒だそうです。
学校生活はますますガタガタになっていきました。
毎日、二日酔いで学校にいくため、
人付き合いは億劫になり、家ではいつも飲んでいるため成績もまともではありませんでした。
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もう一つの悩み、失恋
実は僕がこれ程、酒に溺れてしまう理由はもう1つありました。
それが失恋です。
三年間連れ添った彼女、一緒に東京で大学生活を送ろうと約束していた彼女から別れを告げられていたのです。
僕はこの悲しみを素面で乗り切ることができませんでした。
未練がましく、メールを何度も送ったり、
彼女が他の男にとられると想像すると悶え苦しんでいました。
そんな時にであったのが抗不安薬でした。
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毎日の苦しみを学校のカウンセラーに話したり、精
神科医に話したりするなかで、
これを初めて飲んだとき、劇的に効きました。
あれほど「かけがえのない人」と思い詰めていた彼女のことが三十分ほどたつと急にどうでもいいことに思えたのです。
そんなことより次の女探せばいいじゃん、そう思いました。
そして、体が軽い!自分の体を覆っていた不安
がみるみるうちに消えていきました。
普通の人はこんな感覚で生活していたのか!
そう感動したものです。
これで俺は楽に生きていける!と思いました。
しかし、今思い返せばその時に「処方薬依存」という棺の中に片足を突っ込んでいたのでした。
思ったより、長文になってしまったので
ここら辺で一度区切りをつけたいと思います。
最後まで読んでくれた方ありがとうございます。
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社交不安障害に効くssri とは?ジェイゾロフトを使った感想
僕は半年ほど前からあるクリニックに通い初めはした。
そこで僕は先生に自分は人が怖くて仕方がないこと、人前で上がって苦しいことを伝えました。
そして、先生はジェイゾロフト12.5mgとジプレキサ2.5mgを僕に処方してくれました。
僕はワクワクしていました。なぜなら多くの書籍にssriは社交不安障害に対して効果覿面と書いてあったからです。
効果が出るまでには二週間ほどかかりました。それまではじっと辛抱しました。
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飲み始め一週間ほどたったころ自分の変化、感情がフラットになっていることを感じました。
あれ、、、?なんか気持ちが安定している?
いつもなら他人と雑談の輪のなかにいるだけで動悸がしている自分だったのですが、
それが見事になくなりました。
なんというか妙に落ち着いているのです。
変化はそれだけではありませんでした。
自分は薬を処方される前まで、夕方になるといつも落ち込んでいました。
俺はなんのために生きているんだろう、、、
こんなところ(リハビリ施設)にいて、みんなはもう社会でバリバリ働いているのに、、、
そんなことばかり考えていました。
しかし、薬が効き始めてからの僕は違いました。
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全く落ち込まない!ハイになったり、多幸感はないけど確実に持ち上げられてる!
そう感じました。さすがは抗うつ剤だけのことはあります。
肝心の対人恐怖についてなのですが、これについては正直効果は微妙でした。
相変わらず人前は怖い、あまり話さない人に対して
特に苦手意識を持ち避けてしまう。
そんな部分はこのあと薬を増量することになりますが変化はあまり感じられませんでした。
でも確実に落ち込みには効果があります。
毎日鬱々とした気分でいるひとや、落ち込みやすいひとは
先生に相談してみてはいかがでしょうか?
きっと力になってもらえますよ(^.^)
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はじめまして、社交不安障害のsin です。
対人関係療法でなおす 社交不安障害:自分の中の「社会恐怖」とどう向き合うか
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こんにちは、sinです。
ここへ来たということは、皆さんも僕と共通する、
あるいは思い当たる部分があったのだろうとおもいます。
僕は現在、社会不安障害と依存症を患い、リハビリ施設で生活しています。
実は薬や酒に頼って人と上手くやろうとした結果僕はますます症状を悪化させてしまいました。
一つ僕の性格?病気?について昔話をしたいと思います。
僕は幼い頃は極度の人見知りだったものの、高校時代まで対人恐怖はなりを潜めていました。
僕の病気が初めてその姿を大きく現したのは、忘れもしません。
19歳の頃のことです。
当事の僕は大学浪人生で昼御飯を予備校の近くですませていました。
僕はケンタッキーフライドチキンが大好きだったので毎日その店に足を運んでいました。
通う日が3日続いたときのことです。
いつものように僕がお気に入りのオリジナルチキンとツイスターペッパーマヨを注文しました。
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すると、受け答えをしていた店員さんが、別の店員さんと目をあわせて笑っているではありませんか。
この時、僕の頭の中で妄想のスイッチが入りました。
僕には、この時彼らの心の声が聞こえて来るようでした。
「あいつまた来たよ。」
「いつも食い過ぎなんだっつーの。」
「痩せろよ」
そんな自分を否定する声が頭の中で浮かんで来たのです。
それ以来、僕はその店にはいくことはなくなり極力、人と関わらずにすむコンビニで昼食を済ませるようになりました。
ひょっとしたら、「あの人また来たよ、格好いいね」
なんて、脳内お花畑な妄想をしてもいいはずなのに僕の脳ミソはそれを許しませんでした。
その日を境に僕は、自分の被害妄想?のようなものに翻弄されながら生きています。
これが僕の軽い自己紹介です。
今後は、自分が使ってみた薬の効果や病気による体験について色々話していこうと思います。
今後とも末長くよろしくお願いいたします(_ _)
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